2018年8月7日、カリフォルニア発 – ライフサイエンス研究用機器および試薬、体外診断用医薬品および医療機器の製造販売をグローバルに展開するバイオ・ラッド ラボラトリーズ社(Bio-Rad Laboratories Inc. 本社:米国カリフォルニア州ハーキュリーズ、NYSE:BIO, BIOb)は、2018年度第2四半期(4-6月期)決算を発表しました。
2018年第2四半期の純売上高は、前年同期の5億470万ドルから14.1%増の5億7,590万ドルとなりました。為替変動の影響を除いた場合は前年同期11.0%増となりました。2018年第2四半期の売上総利益率は52.4%、前年同期は54.2%でした。この前年同期からの売上総利益率の低下は、今四半期には製品ミックスのうち機器販売が占める割合が拡大したこと、および欧州にて継続している業務再編に伴う特定のコストによるものでした。
ライフサイエンス部門の第2四半期の純売上高は2億1,780万ドルとなり、前年同期から21.4%増加しました。為替変動の影響を除いた場合は18.9%増でした。この為替変動の影響を除いた売上高増には、セルバイオロジー、プロセスクロマトグラフィーメディア、Digital PCR、および食品安全関連を含む複数の製品ラインの成長が反映されています。またこの為替変動の影響を除いた売上高増には、北米、欧州、およびアジアを含むすべての主要地域での伸びが貢献しました。
臨床診断薬部門の第2四半期の純売上高は3億5,400万ドルで、前年同期から9.9%増加しました。為替変動の影響を除いた場合は6.5%増でした。この第2四半期の為替変動の影響を除いた業績には、血液型検査、精度管理、および免疫検査製品の伸びが反映されています。この為替変動の影響を除いた売上高増にはすべての地域での伸びが貢献しました。
第2四半期の純利益は2億6,800万ドル、希薄化後1株あたりでは8.87ドルでした。これに対し前年同期は500万ドルの純利益、1株あたりでは0.17ドルでした。2018年第2四半期の純利益には、主にSartorius AGへの投資に関連した、株式の時価評価変更分2億8,640万ドルを損益計算書に計上したことに伴う押し上げ効果が大きく反映されています。この株式投資に関する時価評価変更は2018年に発効した新しい会計基準に基づいて行われたものです。
2018年第2四半期の有効税率は21%で、これに対し前年同期は350%の還付でした。この2017年の有効税率には、同年第2四半期の税引前収益の低さについて発生した項目の影響が反映されています。
バイオ・ラッド ラボラトリーズ社のノーマン・シュワーツ(Norman Schwartz)社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「第2四半期の売上高を喜ばしく思います。これには3つの主要地域での2桁成長と、主なライフサイエンスと診断薬製品ラインの多くの強さが反映されました。売上総利益率は期待をやや下回ったものの、業績拡大と長期的目標達成に向けて引き続き進展しています。」
| GAAPベース業績 |
| |
2018年第2四半期 |
2017年第2四半期 |
| 売上高(百万ドル) |
$575.9 |
$504.7 |
| 売上総利益率 |
52.4% |
54.2% |
| 営業利益率 |
7.6% |
(0.3)% |
| 純利益(百万ドル) |
$268.0 |
$5.0 |
| 希薄化後1株当たり利益 |
$8.87 |
$0.17 |
| 非GAAPベース業績 |
| |
2018年第2四半期 |
2017年第2四半期 |
| 売上総利益率 |
53.4% |
55.6% |
| 営業利益率 |
10.0% |
3.5% |
| 純利益(百万ドル) |
$49.5 |
$18.8 |
| 希薄化後1株当たり利益 |
$1.64 |
$0.62 |
GAAPと非GAAP業績の対比は本プレスリリースに含まれる財務諸表の後に記載しています。非GAAPでの調整項目には取得無形資産の償却、買収関連の費用と利益、事業再編、減損費用、株式投資の評価額変更、株式持分投資における損益、訴訟に伴う大きな支出または利益と法的費用、および独立して発生した法人税関連のできごとと、これらの非GAAP調整項目に対する法人税の影響が含まれます。
非GAAPの利益と非GAAPの1株あたり利益(非GAAPのEPS)は非GAAPの指標であり、本プレスリリース中の「非GAAPの業績報告について」と題されたセクションに記載する特定の項目が除外されています。
2018年第2四半期の非GAAP純利益は4,950万ドル、希薄化後1株当たり1.64ドルでしたが、これに対し前年同期は1,880万ドル、希薄化後1株当たり0.62ドルでした。2018年第2四半期の有効税率は27.1%で前年同期は9.3%でした。
下表に2018年第2四半期と2017年第2四半期についてGAAPベースと非GAAPベースの純利益と希薄化後1株当たり利益を比較しています。
| |
|
年第2四半期 |
年上半期 |
| |
|
2018 |
|
2017 |
|
2018 |
|
2017 |
| GAAP純利益 |
$268,043 |
|
$5,035 |
|
$924,817 |
|
$17,448 |
| |
取得無形資産償却 |
6,771 |
|
8,813 |
|
13,650 |
|
15,601 |
| |
法的事項 |
5,110 |
|
(182) |
|
8,789 |
|
3,356 |
| |
買収関連(利益)費用 |
1,512 |
|
10,226 |
|
(106) |
|
10,826 |
| |
事業再編費用 |
450 |
|
684 |
|
1,488 |
|
684 |
| |
保有株式の評価変更 |
(286,398) |
|
- |
|
(1,102,332) |
|
- |
| |
株式持分投資における損失 |
405 |
|
24 |
|
403 |
|
163 |
| |
その他の非回帰性項目 |
- |
|
- |
|
(9,208) |
|
- |
| |
非GAAP調整額に対する法人税の影響 |
53,647 |
|
(5,849) |
|
247,398 |
|
(9,045) |
| 非GAAP純利益 |
$49,540 |
|
$18,751 |
|
$84,899 |
|
39,033 |
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
| GAAPベースの1株当たり利益 |
$8.87 |
|
$0.17 |
|
$30.63 |
|
$0.58 |
| 非GAAPベースの1株当たり利益 |
$1.64 |
|
$0.62 |
|
$2.81 |
|
$1.30 |
2018年上半期の報告ベースの純売上高は、前年同期の10億470万ドルから12.2%増加して11億2,740万ドルとなりました。為替変動を除いた場合の純売上高増加率は7.8%でした。
2018年上半期の純利益は9億2,480万ドル、希薄化後1株あたりでは30.63ドルでした。これに対し前年同期は1,740万ドル、希薄化後1株あたりでは0.58ドルでした。
2018年の業績見通し
2018年通年の為替変動の影響を除外した売上高について、バイオ・ラッドは従来3.5%から4.0%としていた伸び率の見通しを4.0%から4.5%に引き揚げました。為替変動の影響を除外したGAAP営業利益率については引き続き10%に改善し、非GAAPベースの営業利益率は11.0%から11.5%に改善すると予想しています。この営業利益率に関する従来の見通しを維持することについては、下期の売上総利益率が上期から大きく改善することを想定しています。この見通しについてはバイオ・ラッド経営陣による電話会議にてさらに詳細をお伝えする予定です。
シュワルツは次のように述べています。「すべての主要地域とすべての主要製品ラインが幅広く貢献した、この上半期の成長には大きく勇気付けられています。引き続き業務効率の改善と共に、過去数年にわたり行ってきた数々の投資から利益を生み出すことに注力します。」
非GAAPの業績報告について
バイオ・ラッドは一般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)に基づく財務指標に加え、取得無形資産の償却、買収関連の特定の費用と利益、事業再編費用、資産減損、保有株式の評価変更、株式持分投資における損益、および訴訟関連の大規模な費用または利益ならびにそれに伴う法的費用を除外した、非GAAP純利益と非GAAP EPSを含む特定の非GAAPベースの財務指標も使用しています。非GAAP純利益と非GAAP EPSからは、単独で発生した、または繰り返しが予想できない利益と損失、これらの項目に関する税引当金/利益、および単独で発生した重要な税関連事象も除外されています。これらの項目は通常の営業外の事項である、あるいは将来の期間については正確に予測することが難しい場合がある、あるいはその両方に該当するため除外しています。
バイオ・ラッドは業績全体の分析と評価、事業に関する判断、将来の期間を対象とした予測と計画、および報酬制度の下での支払金額決定に関し、GAAPと非GAAPの両方のさまざまな財務指標を使用しています。バイオ・ラッドは非GAAP指標の使用が事業運営の成果を評価するにあたって有用であると考えています。また非GAAP指標を開示することにより、それらがGAAPに基づき作成された財務指標を置き換えることはないものの、当社の財務および事業運営実績を検証するにあたってさらに大きな透明性を確保できると考えています。具体的には、バイオ・ラッド経営陣は以下の理由に基づき除外項目を調整しています:
取得無形資産の償却: バイオ・ラッドによる事業と資産の取得は、予測可能なサイクルに基づいて行うものではありません。取得無形資産の購入金額と償却期間はそれぞれの買収または購入ごとに大きく異なります。取得無形資産の償却を除外することにより、財務諸表の検証、過去と現在の業績の把握、および同業他社との比較が容易になるとバイオ・ラッドは考えています。
買収関連の費用と利益: バイオ・ラッドには買収に関連して、取引費用、評価費用、一体化費用、条件付対価負債の評価額変更、既存の関係の清算に伴う利益または費用、その他の専門サービスまたはコンサルティング費用などの費用または利益が発生します。これらの費用または利益は買収に関わるものであり、通常業務とは直接的に関係しないため除外しています。
事業再編、減損費用、株式投資の評価額変更、および株式持分投資における損益: バイオ・ラッドには予想外の状況による、または多くの場合には通常の業務外において発生する、またはその両方に該当する、使用する個々の資産または資産のグループに関する再編および減損費用、株式投資に関する評価変更、および株式持分投資における損益から生じた費用と利益が発生することがあります。これらの事象はGAAPベースの業績には反映されますが、それぞれの独自性のため継続事業を過去または将来の期間と比較するにあたって制約が生じる場合があります。
訴訟に伴う大きな支出または利益と法的費用: バイオ・ラッドには、コア事業とは無関係 の訴訟およびその他の偶発的事象に関連して、支出または利益と法的費用が発生する場合があります。これらは継続事業と業績を反映したものではないと考えており、したがってこれらの支出または利益が大きな額に上る場合、および重要な法的事項に関する法的費用については除外しています。
法人税費用: バイオ・ラッドは非GAAPベースの法人税引当金の計算を目的とし、税引前金額に適用される非GAAPベースの年間有効税率を判断するため、上記の除外項目による税額への影響を推定しています。またその性質、または税法上の司法管轄区、またはその両方に伴い、特定の税率または取り扱いが必要な項目についても調整しています。
また今後も適宜、投資家と経営陣に有益な情報を提供するという目標に照らして適切と考えられる場合には、他の項目も除外する可能性があります。
非GAAP財務指標の使用には、それが一般に公正妥当と認められた会計原則に基づいて作成されるものではなく、また他の企業が使用する非GAAP業績指標とは異なる可能性があるために制約が存在します。非GAAP財務指標が持つ価値も、GAAPに基づく業績に重要な影響を与える可能性を持つ項目が除外されているため制約を受けます。非GAAP財務指標は、それを単独で使用する、または米国GAAPベースに基づき作成された対応する指標の代替となると見なされるべきものではありません。投資家の皆様には、非GAAP財務指標とそれに対応するGAAP財務指標との比較表をご覧いただくようお願いします。
この業績については、2018年8月7日太平洋時間午後2時(東部時間午後5時)からバイ
バイオ・ラッド経営陣による電話会議が開催されます。参加を希望される方は、電話番号855-779-9068(米国内)または631-485-4862(米国外)にて暗証番号6068817をご利用ください。この電話会議のライブ・ウェブキャストには、www.bio-rad.comの"Investor Relations"の"Quarterly Results"からアクセス可能です。ウェブキャストは約1年間お聞きいただけます。
【バイオ・ラッド ラボラトリーズ社について】
バイオ・ラッド ラボラトリーズ社は、科学の最先端で事業を行うとともに、ライフサイエンスの研究支援製品と臨床診断用製品を世界各地で製造販売しています。バイオ・ラッドは質の高い製品と顧客サービスを提供する会社として、世界中の病院、大学、主な研究機関のみならず、バイオテクノロジーや製薬企業からも広く認知されています。1952年に創立され、カリフォルニア州ハーキュリーズに本社をおくバイオ・ラッドは、グローバルなネットワークを通じて世界中の研究者と企業の顧客にサービスをご提供しています。バイオ・ラッドは世界中に8,000人余りの従業員を擁し、2017年の売上高は21億ドルを超えています。詳しくはwww.bio-rad.comを参照ください。
本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)および1934年証券取引所法(Securities Exchange Act of 1934)規則21Eの規定する「将来予測に関する記述(forward-looking statements)」が含まれています。将来予測に関する記述は一般に「確信する」、「予想する」、「可能性がある」、「予定である」、「意図する」、「推定する」、「継続する」、または同様な表現やそれらの否定形などの用語によって判別可能です。こうした記述には、リスクと不確実性が含まれており、これによって実際の結果が将来予測に関する記述に示される、または示唆されるものから大幅に異なる可能性があります。当社のリスクと不確実性の詳細については、直近のフォーム10-Kによる年次報告書、フォーム10-Qによる四半期報告書、およびフォーム8-Kによる最新報告書を含む、当社が米国証券取引委員会に提出した報告書の「Risk Factors」セクションをご覧ください。将来予測に関する記述は本プレスリリース時点での分析のみを反映し、その時点においてのみ有効なものであり、このような記述には過度の信頼を置かないようご注意ください。バイオ・ラッド ラボラトリーズ社はこれらの将来予測に関する記述を更新する一切の義務を否認いたします。
<本件に関するお問い合わせ先>
ゴリン ジャパン
バイオ・ラッド ラボラトリーズ広報担当 加藤
TEL:03-5484-6001/Fax:03-5484-6005
investor_relations@bio-rad.com
バイオ・ラッド ラボラトリーズ 連結損益計算書-要約 (単位:千ドル) (監査前) |
| |
|
|
2018年第2四半期(4月~6月) |
|
2018年6月累計(1月~6月) |
| |
|
|
2018 |
|
2017 |
|
2018 |
|
2017 |
| 純売上高 |
|
$575,911 |
|
$504,666 |
|
$1,127,430 |
|
$1,004,717 |
| |
売上原価 |
|
274,244 |
|
231,291 |
|
523,560 |
|
461,279 |
| 売上総利益 |
|
301,667 |
|
273,375 |
|
603,870 |
|
543,438 |
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |
販売費及び一般管理費 |
|
210,425 |
|
212,489 |
|
419,555 |
|
406,891 |
| |
開発費等 |
|
47,450 |
|
62,587 |
|
96,877 |
|
112,039 |
| 営業利益 |
|
43,792 |
|
(1,701) |
|
87,438 |
|
24,508 |
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |
支払利息 |
|
5,977 |
|
6,045 |
|
11,759 |
|
11,361 |
| |
為替差損 |
|
(15) |
|
2,516 |
|
1,239 |
|
4,305 |
| |
保有株式の評価変更 |
|
(286,398) |
|
- |
|
(1,102,332) |
|
- |
| |
その他の収益 |
|
(15,858) |
|
(11,382) |
|
(27,003) |
|
(12,425) |
| 税引前利益 |
|
340,086 |
|
1,120 |
|
1,203,775 |
|
21,267 |
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |
法人税等 |
|
(72,043) |
|
3,915 |
|
(278,958) |
|
(3,819) |
| 純利益 |
|
$268,043 |
|
$5,035 |
|
$924,817 |
|
$17,448 |
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| 基本的1株当りの利益: |
|
|
|
|
|
|
|
|
| |
純利益 |
|
$8.99 |
|
$0.17 |
|
$31.03 |
|
$0.59 |
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |
加重平均普通株式数 |
|
29,814 |
|
29,613 |
|
29,801 |
|
29,597 |
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| 希薄化後1株当りの利益: |
|
|
|
|
|
|
|
|
| |
純利益 |
|
$8.87 |
|
$0.17 |
|
$30.63 |
|
$0.58 |
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |
加重平均普通株式数 |
|
30,219 |
|
30,006 |
|
30,197 |
|
29,962 |